須賀川市農業公社では、耕作放棄地対策事業のひとつとして、市民を対象に昨年の９月から「にんにくの育成」について体験農園を行っており、５月２５日（土）に第３回目となる『とう摘みと除草作業』を体験しました。

　この日は２２組、約３０人が参加、はじめに作業前の講話として、生科研の田邊さん（さいたま市）を講師に、収穫前に伸びてくるにんにくの花芽を取ってやること（とう摘み）で、収穫量やにんにくの出来栄えが違ってくること、摘んだにんにくの芽の保存方法、調理方法などについて学習しました。

　続いて、ほ場に移動し、自分たちの管理しているにんにく畑で「除草作業」と「とう摘み作業」を行いました。昨年より丹精込めて育てたにんにくの収穫を楽しみに作業を行いました。

　なお、次回６月１５日（予定）には、収穫作業を行います。今回の講座を欠席されたみなさんは、各自「除草」と「とう摘み」を行うようお願いします。

講師の田邊さんが｢とう摘み｣の大切さを説明

ほ場で除草ととう摘みを行う参加者